〈実践編〉⑤ビタミンミネラルの種類・構造

今回のセミナーでは、
標準偏差からわかる実態とは?
水溶性ビタミン
水溶性ビタミン
脂溶性ビタミン
糖代謝に重要なビタミンB1
ビタミンB群
ビタミンB群
ミネラル類
といった糖質代謝に関係するビタミンや現代人の栄養不足の現状について理解していただけます。
ビタミンやミネラルはわたしたちの体の至る所で様々な働きをしています。
そんな私たちが生きていくうえで欠かすことのできないビタミンやミネラルですが、近年、カロリーは足りているけれどそのほかの栄養素であるビタミンやミネラルなどが不足している「新型栄養失調」の人が増加しています。
「まさか戦時中じゃあるまいし、栄養不足なわけがない」と思われた方は少なくないでしょう。
ではみなさんは、学校給食に1日に必要な量の約50%のビタミンやミネラルを食材以外で添加しているのをご存知でしょうか?これは普段の食事だけでは栄養が不足してしまうということを国も認識しているということなのです。
野菜の栄養価が下がっていることも考えると、残念ながら普段の食事をどれだけ気をつけていても十分な栄養をとることは難しいようです。サプリメントをうまく活用していくことが必要でしょう。
しかし、サプリメントも利用するうえで知っておかなければならないことがあります。
これら8つの物質はそれぞれすこし形(構造)が違いますが、すべてビタミンEです。
このトリトコエノールは、トコフェロールに比べて約40~60倍の抗酸化作用を持つといわれています。
このように、ひとことにビタミンといってもその形(構造)が少し違うだけでもその働きが大きく変わるものがあります。最悪の場合、ものによっては、身体によいと思って摂っていても実は意味がなかった…ということもありえるわけです。
たかがビタミン・ミネラルといえどされどビタミン・ミネラル。栄養を十分にとり、それが体の中で正しく働くためにも正しい知識を身につけましょう。